ママ看護師の託児室の探し方
近頃、少しずつではありますが職場に託児室を設けている病院が増えてきています。
働くママ看護師にとっては本当にありがたいものですよね。しかし、なかなかこの託児室のついている病院などを探す事は難しく苦労している人も少なくはありません。そこで今回は、助かる託児室の上手な探し方についてお話したいと思います。
まず、託児室は保育所とは違います。一番簡潔にいえば、保育所は国に認可されているのに対し、託児室は無認可の場所なんですね。その証拠に、保育所は所得などでその子供の保育料が決まりますが、託児室はその職場に勤める人限定であったり、有料と無料に分かれているなど様々です。
また、その規模も保育所に比べて小さく、保育所よりもよりアットホームな事を売りにしている事が多々あります。
託児室のある病院などを探すには、最初から“託児室あり”で求人情報を見るといいでしょう。託児室があるという事はそれだけママ看護師が多いという証拠でもありますから、育児世代にはとても働きやすい環境だといえるのではないでしょうか?
もし託児室を利用するのか不安になったら、ぜひ見学を申し出てください。
この時見るポイントは先生と子供の距離感、そして部屋やおもちゃなど物品の清潔感です。
先生1人につき何人の子供を見ているのかはとても大事なポイントです。どんな事でもいえる事ですが、いっぱいいっぱいになりながら物事を進めるのは事故に繋がりやすいもの。
そこで、先生1人1人が子供1人1人を充分に見渡せ、適度に仲を深められているかという距離感が充分であるかというのは、先生にとっても子供にとっても、そして預ける親にとってもとても大事な事であるといえるのです。
部屋や物品の清潔感というのは、やはり子供がいる環境なので大事なのではないでしょうか?
こちらは常識といえばそうですが、テーブルや棚の角に防護テープを貼るなど安全対策がなされているか?加湿器や空気清浄機が動いているか?など、ただ綺麗な部屋というだけでは解決しない部分にまで目を向けてみて下さい。
そして最後のチェックポイントは病児・病後児のケアはどうかという事。一般の保育所では37.5℃以上は即帰宅、自宅療養というのが普通です。しかし、病院での託児室の場合は病児・病後児保育も完備されている場合があるので助かっている方がとても多いと聞きます。
役立てられるところは役立てて、ぜひとも子供に無理のないママ看護師を目指して下さいね。